アラカン姉妹ふたり暮らしの日々

姉は介護福祉士で妹は看護師。なんとなく始まったふたり暮らしの日々。

すみれ咲く花園の向こう側

無惨に手折られた一輪の若き花。


残る花々も嵐にさらされて耐えている。



私を癒し夢を見せてくれていた花園。


その向こう側では何が起こっていたのか。



何かを成し遂げるには必ず辛い道がある。

私の持つ一枚のライセンスの裏も

涙と汗と血と慟哭で染まっているけど


花園に棲む人たちはその比じゃないだろう。



少なくとも私は死なずに済んだ。




真実は中の人にしかわからない。

知ったかぶりで何かを語ろうとは思えない。


けれどどうか花園が美しさを取り戻しますように。

全ての苗に光と水と養分行き渡り

強く美しく花開きますように。


花園の守り人たちが

全ての花を守り抜いてくれますように。


私達は

ずっと待ち続け続ける。